小顔になれる!?食いしばりを防止するマウスピースとあいうべー体操
歯医者さんで食いしばりと歯ぎしりを指摘され
いつの間にかよく歯ぎしりする歯がすり減り、たびたび虫歯になってしまうようになりました。
歯医者に行くと、エナメル質がなくなって柔らかい象牙質がむき出しになっているから虫歯になりやすいと言われました。
エラの筋肉も発達しているので、睡眠中に食いしばりもしているのではないか、とのことでした。
食いしばりが与える体への影響
食いしばりという言葉は初耳だったので、歯医者さんに詳しく教えてもらいました。
本来、口を閉じだときに歯はくっついていないそうです。しかも舌は上あごのへこみ部分に収まっているのが正常な状態です。
しかし私は、口を閉じたときには歯同士がくっついていて、舌の先が下の歯の裏側にきている状態です。
これは、舌の筋肉が衰えていて日常的に食いしばりを行っている証拠だそうです。
食いしばりを行う人は、私のように歯が削られて虫歯になったり歯が沁みたりします。
それだけでなく、最悪のケースでは歯が根元から割れてしまうこともあるそうです。
歯が割れてしまうと、亀裂から細菌が入って体中に広がったり、抜歯をしなければならない場合もあるのだとか。
また、食いしばりによってエラの筋肉が人並み以上に発達したり、アゴや首が痛くなったりすることもあるそうです。
食いしばりの予防にマウスピース
食いしばりから歯を守るために、歯医者さんでマウスピースを勧められました。しかし、値段は7000円程度かかります。
歯医者さんでマウスピースを作れば、自分の歯型にぴったりと合うので違和感もないと思います。けれど7000円は高額です。
一度、市販のマウスピースを試してみて、合わなければ歯医者さんで作ってもらうことにしました。
ネットで購入したマウスピースは、自分の歯型に合ったマウスピースを自作できるものです。
まずマウスピースをお湯に入れて柔らかくし、上の歯にかぶせて何回か噛み、歯と歯茎に押し当ててできるだけフィットするように仕上げます。
うまく合わない場合はハサミでカットすることもできるのですが、私の場合は一度でぴったりと合いました。
そして、このマウスピースを装着して寝ることにしました。
初日はマウスピースが気になって、なかなか眠りにつくことができませんでした。
しかし、朝起きてみるときちんとマウスピースは装着したままです。
しかも、いつもはアゴがだるくて朝からマッサージしていたのですが、だるさは感じませんでした。
さらに1週間経ちましたが、ようやく寝るときにマウスピースを装着していても気にならなくなりました。
まだマウスピースをし始めてからあまり経っていませんが、朝起きたときのアゴのだるさと肩の凝りがなくなったので効果はあるのだと思います。
エラの筋肉が落ちてほっそりとしてくるのは2~3か月後だと聞いているので、楽しみです。
舌の筋肉を鍛える「あいうべー体操」
マウスピースは就寝中に付けていますが、昼間でも気が付けば食いしばりをしていることがあります。
昼間の食いしばりを防ぐために、歯医者さんであいうべー体操を教えてもらいました。
口を大きく開けて、あ、い、う、べーと発音します。
1日20セットを朝晩、大げさなくらいに口を動かして行うといいそうです。
この体操をすることで舌の筋肉が鍛えられ、正しい位置に舌が戻るので、食いしばりが減るのだとか。
体操は少々面倒ですが、朝の歯磨きと夜の入浴時に行うことにしました。習慣づけることが大切ですね。
歯は一生使うものです。根元から折れてしまうと、見た目に良くないどころか全身にも悪影響を与えてしまいます。
マウスピースとあいうべー体操で食いしばりを緩和し、大切な歯を守っていこうと思います。