人間の臓器の中でもっとも大きいのが肝臓。ダメージを受けても再生能力が高く、多少無理があっても悲鳴を上げずに黙々と仕事をこなすため「沈黙の臓器」とも呼ばれています。ただ、この沈黙ゆえに症状がなかなかあらわれないため、不調に気づいたときにはかなり悪化していることも多いものです。
そこで、肝臓の働きや、なりやすい病気、普段の食生活の中で肝臓を保護するにはどんな食べ物や飲み物が有効なのかをご紹介していきます。
肝臓の働きとは
健康な肝臓なくして、健康な体はありません。肝臓は、解毒作用、食べ物の消化に必要な胆汁の生成、栄養分の蓄積、蓄えておいた糖分のエネルギーへの変換、古い赤血球の分解など、人間の生命を維持するためにとても重要な働きをしています。
肝臓の病気
もっともなりやすいのが脂肪肝です。食べすぎや飲みすぎが原因ですが、放っておくと肝硬変、そして肝臓がんへと移行することがあるので注意が必要です。また薬の副作用で、肝機能に障害が出ることもあります。
肝臓に良い食べ物
肝臓を元気にするには、なんといっても野菜が一番のおすすめです。特に緑黄色野菜は、ビタミン・ミネラル・抗酸化作用と肝臓にとって大切な成分が一緒に摂れるので、ぜひ積極的に摂りたいとところです。
まず、肝臓の活動源はビタミンです。中でもビタミンBやビタミンCが不足すると、肝機能が低下したり肝障害が起きたりします。ビタミンCは喫煙で大量に失われるので、喫煙者は要注意です。さらに、ミネラルは肝細胞を修復して代謝を助け、脂肪肝を予防するといわれています。特に、亜鉛やセレンが不足すると、活性酸素がきちんと処理されず肝細胞が傷ついてしまいます。
また肝臓が活動するときには酸素を多く使いますが、酸素を使うと活性酸素が発生します。この活性酸素が肝臓にダメージを与えるので、ビタミン、βカロチン、ポリフェノール、カテキン、リコピンなど抗酸化作用のある栄養を積極的に摂りましょう。
肝機能を保つには、便秘を予防することも大切です。大腸に溜まった便からは有害物質が出ますが、それを解毒するのが肝臓なのです。肝臓の負担を減らすためには、食物繊維をたっぷりと摂って便秘を予防しましょう。
肝臓に良い飲み物
以前は肝臓には鉄分が重要といわれていました。ところが最近の研究で、肝機能が低下している人は、鉄分を過剰摂取しやすく、その鉄分が肝臓の負担になることがわかってきました。この鉄分の過剰摂取を防ぐには、緑茶が効果的です。
緑茶に含まれるタンニンが鉄分の吸収を防ぐ働きがあるのです。タンニンは緑茶以外にも紅茶やウーロン茶にも含まれています。
また、緑茶に含まれるカテキンは抗酸化作用もあり、肝臓に溜まった脂肪を減らす効果もあります。非アルコール性脂肪性肝炎の患者に緑茶カテキンを摂取させると、肝臓の繊維化や炎症マーカーの改善が見られたという研究結果もあります。
そのほかにも肝機能を高めるお茶としてはタンポポコーヒー、ハブ茶、クコ茶があります。タンポポコーヒーはビタミン・ミネラルたっぷりの健康茶として知られていますが、肝臓の胆汁の分泌を促し、解毒作用を助けます。ハブ茶は肝臓を保護したり便秘予防にもよいお茶です。クコ茶は、ビタミンやミネラルを豊富に含み、クコ茶に含まれるベタインが肝機能を活性化したり脂肪肝を防ぎます。
肝臓に良いサプリ
このように、普段の食生活の中で意識するだけで肝臓を守ることができます。しかし忙しくて買い物にあまり行かない方や、料理が苦手な場合、普段の食事や生活上では、どうにもならないことがあります。そのためビタミンCやブルベリーなどを補う方は欧米でも日本でも一般的ですし、肝臓対策サプリを摂ろうと考える方も増えています。
お酒が好きな人や、たばこを吸う人、脂っこい食べ物や甘いものが好きな方は、知らないうちに肝臓を酷使しています。生活習慣を見直して、大事な肝臓をいたわりねぎらう食生活や、サプリをバランスよく摂取していきましょう。
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