ウコン(鬱金)といえば、二日酔いに効くとして知られていますね。忘年会・新年会と続くシーズンには、手放せない方もいるのでは? でも、ウコンにも3種類あって、春ウコン(姜黄)、秋ウコン(鬱金)、紫ウコン(ガジュツ)それぞれ効能が違います。 今回は、この中の紫ウコンを豊富に含む、「ガジュツ紫ウコン粒」の効能や飲み方についてのお話です。 紫ウコンとは |
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紫ウコン(ガジュツ)とは
インド、マレーシア、中国、沖縄などで栽培されています。
秋ウコンと違い、二日酔いに効能があると言われる成分「クルクミン」は殆ど含んでいません。
その代わり肝臓や腎臓の各症状に効能があり、排毒作用も持っているため、別の角度からアルコールの毒にアプローチしてくれます。
シオネール、カンファー、アズレンなど多くの精油成分を含んでいて、それぞれに多くの効能があります。
(注:効果は絶対ではなく個人差がありますので、症状によっては専門医の診断を受けましょう)
消化を助け、血中コレステロールを下げる働きがあります。
抗炎症成分があり、消化性潰瘍や胃炎の治療薬、目薬などに配合されています。
健胃効果が認められています。これらが便秘解消や消化不良解消に役立ちます。また、殺菌作用も強いため、歯周病予防や口臭予防にも使われています。
抗がん作用があると言われています。
リラックス効果、血圧降下、炎症抑制などの働きがあります。強い苦みが特徴。
メラニン生成の抑制効果があり、外用すると美白・美肌効果があると考えられ、多くの美白化粧品に含まれています。
「ガジュツ紫ウコン」の効能
紫ウコンは非常に効果・効能が多いとされる食品です。一例をあげると
・健胃作用、ピロリ菌除去
・喘息、アレルギー性鼻炎、花粉症
・糖尿病
・ガン
・生理不順、更年期障害
・血液浄化
・抗酸化作用
・排毒作用、宿便や古便の排出作用
(注:効果は絶対ではなく個人差がありますので、症状によっては専門医の診断を受けましょう)
こういった多岐に渡る力がある紫ウコンは、ダイエットにもぴったり。
血行を良くし基礎代謝をアップするため、ダイエットに効果があると確認されています。
またリン、鉄、カルシウム、ビタミンなども豊富に含まれていて、ダイエット中不足しがちな栄養素を補ってくれます。
「ガジュツ紫ウコン粒」の飲み方
食品ですからいつ摂っても良いのですが、アルコール対策には直前直後、美容や健康のためには食事直前か直後が最も吸収されやすいようです。
1日1.5~3gが目安ですが、0.5g以上毎日摂れば効果が出るとのデータがあります。「ガジュツ紫ウコン粒」を3粒~5粒毎日摂れば充分という事ですね。
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こちらも同様に1日5粒を目安です。
身体を活発にして、身体環境を正常に導きます。また、いつくるか分からない悩みを内側から防ぐ作用があります。
副作用はある?
多岐に渡る効果があるという事は、逆に副作用が出る場合があります。飲んでみて調子が良くない、という場合は一度中止し、医師に相談して下さい。
肝機能障害の場合
紫ウコンに限らず、ウコン全般は肝機能障害を持っている人が多量に摂取しない方が良いでしょう。
含有されているミネラルの中の鉄分が肝臓に溜まると、特にC型肝炎や肝硬変の症状が悪化すると言われています。
妊娠中・授乳中の場合
精油成分の中に子宮収縮作用があるものが含まれています。
沖縄では「妊婦には紫ウコンは摂らせるな」と言われているほどですので、避けた方が良いでしょう。また、刺激物ですから、授乳中もあまり摂取しないように。
血液の抗凝固剤摂取中の場合
血の巡りを良くする効果がありますから、血液の抗凝固剤を摂っている人は出血が止まりにくくなる危険性があります。
血圧降下剤摂取中の場合
血圧を下げる効果があるため、血圧降下剤を内服している人も注意が必要です。
お酒のおつき合いに悩むより、「ガジュツ紫ウコン」を今から毎日摂って、アルコールに負けない体を作りましょう。
また、冬になるとダイエットがなかなか成功しない人も、血行を良くし宿便の排出をサポートしてくれる紫ウコンが良いかもしれません。